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5/8 建前の応援
久しぶりの更新です。 5/8,9と友達大工の新築の建前です。
建前の仕事は気合いが入ります。
少し祭り的な雰囲気もあり、知り合いの大工が集まるので、
会話も弾みます。
レッカー(クレーン車)が 8時前に到着して、ぼちぼち作業の開始
です。
怪我なく、事故なく終わりたいですね。
土台に柱を立て、梁(はり)をおさめていきます。
その日の夕方には、なんとか二階の大屋根を
納めることが出来ました。
こういった応援の仕事の時、よく聞かれることがあります。
なんで、大工さんは来ていきなり、この柱がどこで、梁がどこでって
わかるの?って
みなさんは知っていますか? 木造の場合、どんなに大きな建物でも
大工はすぐにわかります。打ち合わせなんかほとんどしないんですよ。
それは、共通のルールの元、作られているからなんです。
柱には、番付(背番号みたいなもの)がつけられています。
X軸 Y軸で、い-1 ろ-3のように書かれています。
今だに、「いろはにほへと」 の順番です。
「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせすん」
みなさんわかりますか? こんなに仕事で使うことはないですね。
「そ」までは使った記憶があります。
建築業界は、昔の良き?習慣がまだまだ残っています。
尺貫法もまだまだ使われていますよ。