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大工さんのブログ

2/23 仕事 名古屋

今日から 知り合いの大工の応援で名古屋の新築現場の応援です。

静岡の建築家の設計の一風変わった住宅です。

家の中に土間があり、土間に台所、風呂、トイレなどの水回りがくるそうです。


まだ建てたばかりで骨組しかないので、写真では分かりづらいと思います


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一階室内の周囲が土間になります。

二階は左右対称の部屋が二部屋です。


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真ん中に移っている 斜めの木が”筋交い”というものです。

これが、地震などの時に建物を守る大きな役割をします。

その筋交いの端部には、金物をとりつけます。


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この金物で柱と筋交いをがっちり固定します。

一つの金物に12本の専用ビスを使います。


もうひとつ 筋交いと同じような役割を果たすのが

これです。


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”火打ち”と呼ばれます。簡単に言うと直角に固定

する役目があります。もちろん揺れに耐える役割もありますよ。


吹き抜けなんかがあるお宅では、構造上取れずに

見せてあるケースがあります。


もうひとつの金物は屋根タルキの固定金物です。

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これは、台風などで屋根が飛ばされないように固定する

金物ですね。 現場では、通称「はかま」 なんて呼ばれています。


一軒の家には、まだまだ沢山の金物が使われていますので

また、紹介したいと思っています。


家は、昔からの知恵と工夫 そして 最先端の技術や科学が

いろいろ融合しています。 今回紹介した金物も計算され

適材適所に必要な強度の金物を取り付けています。

しかしながら、木造の木組みの知恵は今もなお、昔から

受け継がれた技術によって絶妙に組み合わせれ家を構成

しています。  


単位にいたっては、今もなお 尺貫法が使われています。

もちろん ミリやセンチ、メートルも使っています。


住宅は、あたりまえのように 建っていますが 昔と今が

融合した、知恵と工夫と技術の塊です。


つづく、、、、、






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